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設計概要

ジオテキスタイル補強土の設計法

(1)ジオテキスタイル補強土の原理
(2)設計法

 (1)ジオテキスタイル補強土の原理

 ジオグリッドは、次のメカニズムにより盛土を補強します。

◇引張補強材 盛土に発生する円弧すべりモーメントに対し、ジオグリッドの引張力により抵抗モーメントを増大させます。
◇荷重分散効果 ジオグリッドの格子状シートで土中の集中応力を分散低減し、重機のトラフィカビリティの確保を容易にします。
◇土塊拘束効果 ジオグリッドを敷設することにより、盛土を一体化させて土のせん断抵抗を増大させます。
◇のり面表層の安定化 のり面崩壊や土の抜け出しを防止し、のり面近傍の締固めを容易にすると同時に、締固め時の層厚管理材の役目も果たします。
◇みかけの土質定数の向上 ジオグリッドを敷設することにより、良質でない現地採取土および工事廃土などでも盛土構築を可能にします。

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 (2)設計法


 ジオテキスタイル補強土の設計は、国土交通省認定「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」によって行います。

実際の設計は、上記マニュアルに準拠して作成された、国土交通省認定のコンピュータソフトによって行います。

1.設計手順
 設計手順をシステムのフローチャートとして、図-1.1に示します。


図-1.1 急勾配の盛土補強設計時の設計手順

2.設計原理
 まず、無補強盛土の基礎地盤を含む安定検討を行います。
 その結果、円弧すべり最小安全率が1.20未満の場合には、円弧すべりモーメントからジオグリッドの必要引張力を算定し、ジオグリッドの種類と敷設枚数を決定します。
 続いてジオグリッドの引き抜けが生じない敷設長さを算出します。
 最後にジオグリッドで補強された状態でのあらゆるすべり円弧に対して、安全率が確保されていることを確認します。

3.設計に必要な条件
 設計におけるソフトの設計入力値、出力値などの設計変数を、それぞれ図-3.1に示します。


図-3.1 急勾配の盛土補強設計時の設計変数

4.地震時の検討に必要な設計条件
 地震時の検討も実施するのであれば、図-3.1に示した設計条件(インプット条件)に加えて、以下の設計条件が必要になります。

A.対応地震規模
    中規模地震対応 or 大規模地震対応
B.地盤種別
    I種 or II種 or III種
C.標準設計水平震度Kho
D.地域区分
    A:Cz=1.0 or B:Cz=0.85 or C:Cz=0.70

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